JBCEAバングラデシュの組織

JBCEAJapan-Bangladesh Cultural Exchange Association)バングラデシュは、設立当初にバングラデシュのNGO団体として登録している団体です。当初は日本の傘下に位置づけていましたが、改革と基盤整備を経て独立した組織形態として明確にしました。2020年7月現在、カントリーディレクター1名、副カントリーディレクター1名、プログラムマネジャー(兼任)2名、スタッフ11名が活動を運営しています。

カントリーダイレクターより、ご挨拶を現状について(2020年7月)

 

 バングラデシュでは新型コロナウイルス(以下コロナ)感染者が毎日 3000 名、シャシャでは 200 名を数え、ロックダウンは 4ヵ月間継続中です。5月20日には巨大サイクロンが襲来、当事務所を含め地域に甚大な被害をもたらしました。今は、いつ平常どおり仕事に戻れるか分かりません。学校は3月17日から休校となり、学校給食も提供できず、保護者と電話で連絡しあい子供たちの栄養と健康を心配しています。

 大豆食品は継続して生産・巡回販売を行い、村人たちが生きていく糧になっています。ノクシカタ刺しゅうはコロナで通常の活動ができなくなり、村の女性たちは無収入となりました。今はマスクを作り何とか手間賃を払い、マスクを児童に寄付しています。

 状況は危機的ですが、生き延びるために踏ん張っています。シャシャの人々と事務所を代表して、今まで賜ったご支援に衷心より感謝申し上げ、地域の幸福を願う私どもの活動に、どうか引き続きご支援のほ どよろしくお願い申しあげます。

JBCEA バングラデシュ カントリーダイレクター マハデブ C. バス 

 

学校給食プログラム

4校目のジョドナットプール公立小学校で、学校、学校運営委員・学校給食運営チーム、保護者や青年メンバーなど、地域住民と協働して学校給食を実施しています。

大豆栽培・普及プログラム

契約農家に大豆の栽培指導を行い、現地事務所内大豆加工センターでは、栄養と健康維持のために大豆入りパン、ケーキ、大豆粉を生産し、卸人と介して村を回り販売しています。

刺しゅう製品製作販売プログラム

5つの村に約120名の刺しゅう生産の女性達がいて、JBCEAが発注する刺しゅう製品をつくり手間賃を得ています。できた製品は、事務所でスタッフが縫製や仕上げ作業をして完成させます。


アクセス

住所:

JBCEA Bangladesh, Navaron, Shasha,

Jessore-7432, Bangladesh